退職しました。

社会人3年目になりたてですが、体を壊して退職したので、備忘録代わりに書き留めておきます。

各項目の最後とまとめだけ見てもらえたらいいです。

 

・自己紹介
・退職の理由
・補足説明とか
・まとめ


・自己紹介
インターネットでは池武当(いけんとう)というハンドルネームを使っています。
学生時代からなのでかれこれ8年目くらい。
ゲームが好きな典型的インドア派のオタクです。

そんな私がはじめて就職したのが、とある大型機器のアフターサポート一切を担う会社でした。
私の部署は、ちょっと違いますが、特殊用途のエレベーターのメンテナンス、のようなことをしていました。
具体的なスケジュールは、

0700 出勤
0715 客先へ出発
0830 客先へ到着、作業開始
1600 作業終了、撤収
1700 帰社、事務処理
1900 退勤

…のような具合でした。これが普通の一日。定時が0800-1700なので、3時間残業。
ちなみに1600-1700の帰社中の移動時間に残業代は支払われません。すばらしきクソ。
多い月が実働80時間くらいでしょうか。作業自体は普通に肉体労働なのでめちゃくちゃしんどい。
それでも同業他社の中では比較的マシらしいですが、仕事柄長時間労働になりがちな環境でした。
これだけで済めばいいですが、部署内で月一くらいのペースで「作業中に別の客からのトラブルコールがあり、その対応で次の日の朝までぶっ続けで仕事」、みたいなのもありました。
ちなみに私はそのはずれクジを2年間で4回くらい引きました。

加えて作業自体も、下はマイナス30度、上は40度といった気温の中で、ろくに足の踏み場もない地上30mの高所で部品交換…など日常茶飯事でした。
冗談抜きで、一度死にかけた事もありました。
また、作業だけやっていればいい訳でもなく、作業自体の見積もり等も全て自分でこなさなければならず、一人ひとりの仕事量は異常でした。

まとめると、朝早く夜遅い、非常に危険な仕事をしていました。
具体的にどういう業務内容なのかよく考えずに入社した私も私ですが…


・退職の理由
元々、自分が死ぬか人を殺す前に辞めたいとは考えていました。
丁度良く「親のツテで2年くらい南米に行けるチャンス」があったので、それを武器に退職の話を進めるつもりでした。
(行くのが確定したら別記事に書き起こします。)

しかし今年の1月、自宅でゆっくりしていた時のことです。前触れ無く、急に38度4分の熱が出ました。
初めて発熱してそろそろ3ヶ月になりますが、いまだ症状は引きません。
病院で色々検査はしていますが、おおかた自律神経失調症、その中の心因性発熱で間違いないと考えています。

就職してからほとんどずっと、この仕事してていいのか…?と考えていて、それが積もり積もってこういう形になったのかな、と思います。

四の五の言ってられない状況になったので、大急ぎで退職届を叩きつけました。
いま現在は、有給も使い切ったので欠勤で休みまくっています。

とにかく、体を壊したので退職しました。

 


・補足説明とか
私は会社での人間関係についてのストレスはほとんど感じていませんでした。
というか無頓着すぎるというか、後から考えると何かしらの発達障害なのかなあと思うこともあります。
なので、この発熱はほぼ100%業務内容によるものだと思います。
人間関係で体調を崩す人もいますが、どちらにせよ体調に現れたら即辞めるべきです。

そういえば、部署内の先輩の多くは「しんどい」「きつい」が口癖でした。
結婚しててあとが無いと大変ですね。知らんけど。


・まとめ
健康は有限のリソースです。一度体調を崩すと、元通りになるのにとても時間が掛かるし、最悪もとに戻りません。
とりあえず辞めて健康になればなんとかなる。

それと、退職活動中に一番に思ったことがあるんですけど、先輩や同期に退職の相談するのは悪手だと思います。
それは、彼らは「厳しい労働環境に耐えられる肉体と精神を持っている異常者」だからです。
他人のハードルを鵜呑みにしていると簡単に体を壊します。自分のハードルは自分で設定しましょう。
「うるせえオレはオレ基準で既にしんどいんだ」という気持ちを大切にしてください。


自宅を引き払ったら、あとは実家で猫でも飼ってしばらく療養しようと思います。
それでは。